産地の特徴

瀬戸内の温暖な気候と四国山地の2,000m級の山々から流れ出る豊かな水、
肥沃な大地に恵まれた四国中央市を中心として、愛媛県東部地方で主に生産されています。

当社の3つのこだわり

他産地と比べて愛媛県の里芋は日持ちが良くありません。水田での栽培が主となるため、水分保有率が高いのが理由の一つと考えられます。そのため、生産者には収穫後1~2日以内の持ち込みをお願いし、弊社も基本1~2日で選別・出荷しております(連休、長雨の場合はその限りではありません)。

他社のような大型自動選別機を導入せず、小型選別機を併用しながら要所要所で熟練作業員が目視選別を行っているのが当社の特徴です。

品種は蓮葉系里芋になり、愛媛県農林水産試験所が従来品「女早生」から系統選別によって開発した「愛媛農試V2号」です。
肉質は真っ白できめ細かく濃厚な甘みが特徴です。また、粘りが強く味に癖が無いためどんな料理にも合います。

当社の里芋作り

平成20年度から農地を取得し、自社栽培を始めました。
新循環型農法を取り入れ、無化学肥料で栽培しております。
令和3年度産から愛媛県の【エコ認証】を取得しました(愛媛県基準の3割削減)

生産者も1名加わり、今後も規模拡大できればと考えています。

愛媛県認証基準による表示
特別栽培農産物
節減対象農薬愛媛県基準比 3割減
化学肥料
(窒素成分)
愛媛県基準比 3割減
産地責任者
(栽培責任者)
有限会社安藤青果 営農担当 篠﨑 翼
住 所愛媛県四国中央市土居町藤原1-15
連絡先090-2822-0220
確認責任者有限会社 安藤青果
住 所愛媛県四国中央市土居町藤原1-15
連絡先0898-74-3214
県の認証状況https://www.pref.ehime.jp/h35500/tokusai/top.html
節減対象農薬
の使用状況
 

(節減対象農薬:化学合成農薬から有機農産物のJAS規格で使用可能な農薬を除外したもの)

 エコ認証の生産者募集

里芋の歴史

愛媛県特産の里芋の作付面積の約半分を占めるのが、当社のある四国中央市土居地区となります。

管内は、日本三大局地風といわれる「やまじ風」が強く吹く地帯であり、里芋は強風に強い作物として、約350年前の江戸時代初期の栽培記録があるほど歴史ある作物であります。

里芋は、水稲、やまのいもとの輪作による安定生産が確立しており、収穫期間が長く、収益性が高いという特徴を持っており、種芋の植え付けは、3月に行います。夏には草丈が2メートルにもなり、収穫は9月中旬に開始します。

健康に!ダイエットに!

ダイエットに!
秋が旬の里芋は近年、低糖質かつ低カロリーの芋として
注目されています。

100gあたりのカロリー:じゃが芋は76kcal、さつま芋は132kcal、山芋65kcal、かぼちゃ91kcalに対し、里芋はなんと58kcal。
ダイエットしたいとき、糖質が気になるとき、毎日のおかずにぜひ取り入れたい里芋。

満腹感も得られるので、その分ごはんを食べ過ぎずにすみます。

   
<血中コレステロールを下げる>里芋のぬめり成分である「ガラクタン」は、血中のコレステロールの付着を防ぐ効果があるとされています。
<高血圧予防に効果あり>里芋に多く含まれるカリウムは浸透圧調整などの働きをし、ナトリウムを体の外に排出する作用があるため、塩分の取りすぎを調節し、高血圧を予防する効果があります。
<便秘解消に一役買います>食物繊維がたくさん含まれているので、便通を整え便秘を防ぐ効果があります。食物繊維は現在、多くの日本人が不足気味ですので積極的に摂取することが勧められる食品成分です。